翼状片手術

  • TOP
  • 翼状片手術

翼状片とは?

翼状片とは?

翼状片(よくじょうへん)は、白目(結膜)の組織が黒目(角膜)の方へ三角形状に伸びてくる病気です。
多くの場合、鼻側から角膜に向かって侵入してきます。良性の病変ですが、進行すると視力に影響を及ぼすことがあります。

翼状片は中高年の方に多く見られ、屋外で長時間過ごす方や、紫外線を浴びる機会が多い方に発症しやすいと言われています。

主な症状

翼状片の初期には、自覚症状がないことも多いです。
進行すると、以下のような症状が現れます。

  • 白目の一部が盛り上がって見える
  • 充血しやすい
  • 目がゴロゴロする、異物感がある
  • 目が乾きやすい
  • 乱視が強くなる(ものが歪んで見える)
  • 視力が低下する(翼状片が瞳孔にかかった場合)

見た目の変化が気になって受診される方も少なくありません。

翼状片の原因

翼状片の原因は完全には解明されていませんが、紫外線が大きく関与していると考えられています。
そのほか、以下のような要因も影響すると言われています。

  • 長期間の紫外線曝露
  • 乾燥、ほこり、風などの慢性的な刺激
  • 加齢

屋外での作業が多い方、海や山などで紫外線を浴びる機会が多い方は、翼状片ができやすい傾向があります。

翼状片の検査

当院では、翼状片の診断や手術の適応判断のために、以下のような検査を行います。
検査結果をもとに、経過観察で様子を見るか、手術が必要かを判断いたします。

細隙灯顕微鏡検査

専用の顕微鏡で目の表面を詳しく観察し、翼状片の大きさや角膜への侵入の程度を確認します。

視力検査・屈折検査

現在の視力や乱視の程度を測定します。翼状片による視力への影響を評価します。

手術を検討するタイミング

翼状片は良性の病変であり、すべての方に手術が必要なわけではありません。
以下のような場合に手術を検討します。

  • 翼状片が角膜の中心(瞳孔)に近づいてきた
  • 乱視が強くなり、視力に影響が出てきた
  • 充血や異物感などの症状が強く、日常生活に支障がある
  • 見た目が気になる

翼状片が瞳孔にかかってしまうと、視力への影響が大きくなります。また、進行しすぎてから手術を行うと、術後に乱視が残りやすくなることがあります。
定期的に経過を観察し、適切なタイミングで手術を行うことが大切です。

当院での翼状片手術

四條畷市・忍ケ丘駅にあるふじい眼科では、翼状片の日帰り手術を行っております。

手術の方法

手術では、角膜に侵入した翼状片の組織を切除します。切除した部分には、結膜(白目の組織)を移植して覆います。
この方法は「結膜弁移植術」と呼ばれ、再発率を低く抑える効果が期待できます。

手術は局所麻酔で行い、手術時間は通常20~30分程度です。日帰りで行えますので、入院の必要はありません。

再発について

再発について

翼状片は、手術後に再発することがある病気です。特に若い方は再発率が高いと言われています。
当院では、再発のリスクを減らすため、丁寧な手術と術後管理を行っております。

手術の流れ

診察・手術日の決定

まずは診察にて、翼状片の状態を確認し、手術の適応を判断します。
手術が必要と判断された場合、患者様のご都合をお聞きしながら手術日を決定します。

術前検査

手術を安全に行うために、必要な検査を行います。

手術当日

手術は局所麻酔で行います。手術中の痛みはほとんどありません。
手術後は眼帯をして、そのままご帰宅いただけます。

術後の通院

手術翌日に診察を行い、目の状態を確認します。
その後は1週間後、1ヶ月後など、定期的に経過を診させていただきます。

術後の注意点

  • 術後しばらくは充血や異物感が続くことがあります
  • 処方された点眼薬を指示通りに使用してください
  • 術後1~2週間は、目をこすらないように注意してください
  • 激しい運動や水泳は、医師の許可が出るまで控えてください

執筆者

ふじい眼科

院長藤井 誠一郎

専門医・認定資格

  • 日本眼科学会認定 眼科専門医
  • ボツリヌス治療認定医
  • オルソケラトロジー認定医
  • 日本眼科学会 CTR(水晶体嚢拡張リング)認定医
  • 日本眼科学会認定 屈折矯正手術講習会修了
  • 難病指定医

所属学会

  • 日本眼科学会
  • 日本眼科手術学会
  • 日本臨床眼科学会
  • 大阪府眼科医会

072-
878-
2085

診療時間