眼瞼下垂(がんけんかすい)手術のご案内
「上まぶたが下がって目が開けづらい」「視界が狭くなった」「おでこのシワや肩こりが気になる」といった症状は、眼瞼下垂が原因かもしれません。
加齢やハードコンタクトレンズの長期間使用などにより、まぶたを上げる筋肉(眼瞼挙筋)やその腱膜が緩むことで発症します。当院では、患者様のお悩みや目の状態に合わせた日帰り手術を行っています。
当院で行っている主な手術法
1. 眼瞼挙筋前転法(がんけんきょきんぜんてんほう)
【筋肉・腱膜の緩みを修復する方法】
まぶたの皮膚を切開し、緩んで伸びてしまった「眼瞼挙筋」や「挙筋腱膜」を前方に引き出して、瞼板(まぶたの芯となる組織)に固定し直す術式です。
- 適応:まぶたを持ち上げる筋力自体が弱まっている方、筋肉・腱膜の緩みが原因の方
- 特徴:まぶたを持ち上げる根本的な機能を改善します。まぶたが開きやすくなり、自然で明るい目元を取り戻すことができます。
2. 皮膚切開法(皮膚切除術 / 眉下切開含む)
【余分な皮膚のたるみを取り除く方法】
筋肉の機能に大きな問題はなく、加齢などにより二重の上の皮膚がたるんで目にかぶさっている場合に行う術式です。余分な皮膚を切除して縫合します。
- 適応:筋肉の筋力は保たれているが、皮膚のたるみ(皮膚弛緩症)によって視界が妨げられている方
- 特徴:かぶさっていた皮膚を取り除くことで視界を広く改善します。状態に応じて、二重のライン上の切開や眉下での切開(眉下切開術)などを選択します。
手術の流れ
| 事前検査・診察 | まぶたの開き具合、筋肉の筋力、皮膚のたるみ量を測定し、最適な術式をご提案します。 |
|---|---|
| 手術当日(局所麻酔) | 局所麻酔(点眼・注射)を行い、痛みを感じにくい状態を整えてから開始します。 |
| 手術(約45分〜60分) | 手術中、実際に目をあけていただき、まぶたの開き具合や左右差のバランスを慎重に確認しながら調整します。 |
| 抜糸(約1週間後) | 手術から約1週間後にご来院いただき、縫合糸を抜きます。 |
術後の経過・ご注意点
- 腫れ・内出血:個人差はありますが、1〜2週間ほど腫れや内出血が生じます。時間の経過とともに解消していきます。
- 見た目の変化:術直後は一時的に突っ張り感や目が閉じにくく感じることがありますが、徐々に馴染んでいきます。
- 日常生活:洗顔やメイク、コンタクトレンズの使用は、抜糸前後の指定された時期から再開可能です。
- 費用:視界障害などの症状があり、治療が必要と診断された場合は各種健康保険の適用となります。
「まぶたが重い」
「目が小さくなった気がする」
などでお悩みの方は、
お気軽に診察・ご相談に
お越しください。

